2005年10月03日

人間失格



きょうのキャッチコピー 

  合格している人間なんているんだろうか。

 ハローでガンス。オレ、サンチャゴ。世界と宇宙に地球の素晴らしい本や映画を紹介する目的でこのブログをオープンしたのさ。
 オレがパソコンに向かっていると、魔法猫の風助が、とぼとぼと部屋に入ってきた。
 「おい、サンチャゴ。生きるって悲しいなあ」
 なんだよ、メス猫に振られたのかよ。
 「おまえは、いいよな。いつも絶望的な生活をしているから、絶望することに慣れているだろう」
 わかった。いい本を紹介しよう。絶望している時には、絶望的に暗い作品を読むに限る。 
 お待たせしました。なんで給料がこんなに安いんだと、自分の将来に対して絶望しているおにいさんも、私ってどうしてもっと美人に生まれなかったのと、自分の容姿に絶望しているおねえさんも、あああオレって一生窓際族かよと、自分の出世に絶望しているおじさんも、絶望ってなんねと、首を捻っている宇宙人のみなさんも、ネットを見てね。
 準備はいいかな。
 さて今回は、絶望のカリスマ太宰治『人間失格』を紹介するのさ。
 太宰を初めて読んだのは、国語の教科書に載っていた『走れメロス』であったが、彼を天才だと感じたのは、『女生徒』という短編を読んだ時だった。
 最初の数行を読んだだけで、なるほどこれが天才の文章なのかと感心してしまった。
 『人間失格』を読んだ時には、この人はなんて敏感なんだろう。
 こんなに繊細だったら、人間は生きていけないと感じたものだ。
 異常なほど繊細な神経を持つこの天才は、現実という容赦無い無神経のかたまりに潰されたのだろう。
 うん、なんか暗くなったけど、 それじゃあ、また会おうでガンス。

posted by hagibosi at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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